2018年5月

H30年度 第2回N-HECを開催しました(5月12日)

2018年5月14日 月曜日

今回の学習会では、「拡張する意識としての健康」第4章・拡張する意識の開示を抄読しました。

これまで、基礎となる理論や、関連論文でニューマン理論の理解に努めてきましたが

改めて、理論の立ち戻り、ニューマン先生の言葉を確認したいと思いました。

ここには意識に強く関連する「運動・時間・空間」と、それらの関連性について述べられています。

この概念は、意識の進化に関与しますが、「そもそも、意識の進化と拡張ってどう違うの?」というメンバーの一言をきっかけに、

ヤングの意識の進化のスペクトルと、運動・時間・空間を重ね合わせて考えました。

また、人工呼吸器装着の意思決定を迫られたALS患者さんの事例から、この患者さんの意識はどのようなレベルにあったといえるのか?

それは、意識の進化なのか、拡張なのか??

など、ああでもない、こうでもない・・と多くの時間を費やし検討をしました。

そのプロセスは、苦痛どころかとても楽しく、「ニューマン理論が分かってきたと思っていたけど、やっぱり分からない!」と

追求することが山のようにある、ワクワクした気持ちになりました。(私だけではなく、参加者みんながそうであったと思います!)

明確な答えを探すのではなく、どこに行きつくかもちょっとわからない、そんな楽しい時間でした。

今回の参加者です。ヤングの意識の進化のスペクトルの図を前に。