H29年度 第9回N-HECを開催します(3月10日開催)
2018年2月20日 火曜日H29年度 第9回N-EHCを以下のとおり開催いたします。
日時:3月10日(土)13:30~17:00
場所:天理医療大学 A棟3階 演習室6
内容:文献抄読と事例検討
参加をご希望される方は、申し込みフォームよりお申し込みください。
H29年度 第9回N-EHCを以下のとおり開催いたします。
日時:3月10日(土)13:30~17:00
場所:天理医療大学 A棟3階 演習室6
内容:文献抄読と事例検討
参加をご希望される方は、申し込みフォームよりお申し込みください。
今回は、先月に引き続いてDavid. J. Bohmの「ダイアローグ 対話から共生へ、議論から対話へ」の第2章を抄読しました。
事例検討はお休みで、3時間半どっぷり抄読会と、意見交換でしたが、話題が尽きずに時間オーバーとなりました。
前回の抄読会で、対話について理解しつつあるものの、日常の中で周囲の人との関わる場面で、あるいはミーティングなどで対話を取り入れるにはどうしたらよいのか?という疑問も残っていました。
病院や教育機関で働く私たちには、上下関係があったり、話し合いでは結論を導くことを求められることが多々あります。
このようなとき、対話のように結論を求めず、参加者がフラットな関係で話しあうことには限界を感じてしまいます。
そのため、自分の考えをありのままに伝えられないジレンマに陥ることがあります。
抄読会を通じて、目的を持った話し合いの場では、完全に(ボームが言う本来の)対話を取り入れることは難しいと認めること、
まずは、話し合える環境・・つまりは、日ごろの人間関係によって相手を信頼できるという土壌をつくること、
自分を客観的に見る努力を継続すること・・・などによって、対話ができるようになっていくのではないか、と考えました。
ニューマン理論が大切にする、全体論の視点で物事をとられられるようになると、目的を持った話し合いの場面でも、より創造的な結果を導くことができるのではないか?と思います。
対話について学ぶ機会は、ニューマン理論の基盤を理解することに非常に役立ちました。これからも、ボームの主張にも戻りつつ、より理論の理解を深め、実践に繋いでいきたいと思います。
来月は3月10日(土)13時半~開催です。今年度最後の学習会です。是非ご参加をお待ちしております。