2016年6月21日 火曜日
6月18日に第2回N-HECを開催しました。
今回は、Cowling W.Rの論文「A unitary participatory vision of nursing knowledge」を抄読しました。
聞きなれない言葉がたくさんあり、参加者は頭をひねりながら抄読に取り組みました。
これまで、パートナーシップを組む意味や、パターン認識を支援するための表象図の意義については話題になっていましたが
ニューマン博士以外の論文を通じて、ディスカッションをしたのは初めてです。
論文を抄読した後、感想や気づきを述べたり、ニューマン理論書の関連個所を確認したりと、
全てが分かったとはいえないものの、Cowlingによる全体性とアクションリサーチの世界観は、
ニューマン理論におけるパートナーシップやパターン認識の理解を助けてくれました。
学習会までに論文を翻訳して紹介をしてくださった方、参加者の皆様、ありがとうございました。
そして、後半は過去に検討した事例を表象図に表す試みでした。
ニューマン理論に基づいた看護実践の事例ではなかったために、患者さんと家族のパターンを表象図に書き表すことが難しくはありましたが
「あのとき、もしもパートナーを組んでいたら、看護はどう変わっていたか?」など、時間を忘れて話し合いました。
その結果、事例を提供してくださった方は、自分自身が患者さんと家族を捉え方の傾向にきづくことができました。
皆さんも、是非一緒に学習をしませんか?初めての方も大歓迎です。まずは一度、お気軽にご参加ください。
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