お知らせ

第6回NHECを開催しました

2016年3月22日

3月19日、第6回のNHECを開催いたしました。

今回の学習会では、1997年のニューマン博士の論文を手掛かりに、ニューマン理論における「プラクシス」についてディスカッションをしました。

抄読を通じて、これまで学習してきたパターンや意識の意味について再確認したり、あらたな関心を導くことが出来ました。

まだまだ分からないことばかりですが、少しずつ分かっていける喜びを実感し、学習を重ねることの意義を痛感しています。

後半の事例検討では、はじめて事例患者さんの表象図を描く試みをしました。

文章ではなく表象図で表現することによって、事例患者さんやご家族の関係性により注目できることに気付き・・・つまりは、

患者さんのパターンを重視した検討ができました。参加者それぞれの観点で意見を述べ合うことで、これまでみえなかった関係性が見え、患者さんと家族の成長を捉えることが可能になりました。

今回の学習会では、表象図に描くことの意味を体験できたと言ってもよいでしょう!今後も、事例を表象図に描くという試みは継続できれば・・と考えています。

NHECが誕生してから約1年が経とうとしています。今以上に皆様に気軽に参加していただけるよう、来年度は学習会の開催回数を増やし、会員制も導入します。参加者との交流が図れるようなイベントも検討中です。

ニューマン理論を学習してみたい、という方に限らず、日ごろは忙しくて看護を省みる時間すらないと思っておられる臨床ナース、施設の枠を超え、志を同じくする仲間を見つけたいと思われる方・・・

私たちは、そのような皆様のご参加をお待ちしております。