今回、抄読した論文はBeteman G.C「Newmn’s theory of health as expanding conscious:A personal evolution」です。
この論文は、ニューマン・プラクシスにおけるパートナーシップによって患者や家族のみならず、看護師自身に生じる進化(成長)をテーマとしたものでした。
これまでは、ニューマン・プラクシスの方法を理解することに努めてきましたが、今回の論文では、患者と家族、看護師自身の進化は
方法論の理解だけでは不十分で、「看護師としての私」のありようが重要であることを参加者一同、痛感しました。
事例検討では、患者を巡る人々との関係性を表象図に表し、ディスカッションをしました。
矢印の太さや長さ、形など、どうすればパターンを表すことができるのかを考えながらも、事例提供者の素晴らしい看護実践に賞賛の声が上がりました。
事例検討は、看護の魅力を再確認し、明日からの看護に力を与えてくれるものです。これからも、事例検討を大切にしていきたいと思います。