2016年

平成28年度 NHECのお知らせ

2016年3月22日 火曜日

NHECは、平成27年4月に活動を始め、はや1年が経ちました。

1年間に6回の学習会を開催し、県内を中心に近隣施設の臨床看護師や教育機関の看護職者に参加いただき、関連文献の抄読や事例の検討を通じて、マーガレット・ニューマンの理論とそれに基づく実践の理解に取り組んで きました。がん看護に限らず、さまざまな領域から参加されており、異なる体験を持つ者が肩肘張らずに自由に語る<互いに学び合う>姿勢を大切に、和気あいあいとした中でも活発な意見交換をしています。

さて、2年目となる平成28年度は、より多くの方にご参加いただけるよう、開催日を増やしました。私たちと一緒に看護の可能性そして魅力を追求してみませんか。

NHECは、経験年数や専門領域などに関係なく、どなたでも大歓迎です。興味のある方は是非ご参加ください!

 ➣開催日

   5月28日    6月18日      7月23日 9月17日   10月15日  11月26日 1月21日      2月18日   3月18日

 *いずれも土曜日 14:00~17:00

 ➣参加費用 

  NHECメンバー 2000円(年会費), ビジター 500円/1回(資料代・施設使用料)

  *メンバーは年会費のみです。

 ➣参加登録

  HPの参加申し込みフォームからお願いします。

 

第6回NHECを開催しました

2016年3月22日 火曜日

3月19日、第6回のNHECを開催いたしました。

今回の学習会では、1997年のニューマン博士の論文を手掛かりに、ニューマン理論における「プラクシス」についてディスカッションをしました。

抄読を通じて、これまで学習してきたパターンや意識の意味について再確認したり、あらたな関心を導くことが出来ました。

まだまだ分からないことばかりですが、少しずつ分かっていける喜びを実感し、学習を重ねることの意義を痛感しています。

後半の事例検討では、はじめて事例患者さんの表象図を描く試みをしました。

文章ではなく表象図で表現することによって、事例患者さんやご家族の関係性により注目できることに気付き・・・つまりは、

患者さんのパターンを重視した検討ができました。参加者それぞれの観点で意見を述べ合うことで、これまでみえなかった関係性が見え、患者さんと家族の成長を捉えることが可能になりました。

今回の学習会では、表象図に描くことの意味を体験できたと言ってもよいでしょう!今後も、事例を表象図に描くという試みは継続できれば・・と考えています。

NHECが誕生してから約1年が経とうとしています。今以上に皆様に気軽に参加していただけるよう、来年度は学習会の開催回数を増やし、会員制も導入します。参加者との交流が図れるようなイベントも検討中です。

ニューマン理論を学習してみたい、という方に限らず、日ごろは忙しくて看護を省みる時間すらないと思っておられる臨床ナース、施設の枠を超え、志を同じくする仲間を見つけたいと思われる方・・・

私たちは、そのような皆様のご参加をお待ちしております。

 

第6回NHECのお知らせ(3月19日開催)

2016年2月22日 月曜日

第6回NHECを開催いたします。

日時:H28年3月19日(土)14:00~17:00

場所:天理医療大学 D教室*場所変更の可能性があります。その際は事前にお知らせをいたします。

参加費:500円(資料代、施設使用料)

内容:①理論の学習と抄読会 

   ②事例検討~表象図を書いてみよう~

   ③来年度NHECの予定

参加をご希望の方は入力フォームよりお申し込みください。

皆様のご参加をお待ちしております!!

第5回NHECを開催しました

2016年1月25日 月曜日

DSCN8776 DSCN8771

H28年1月23日(土)に、第5回NHECを開催いたしました。

ここ最近では例をみない大寒波が到来するといわれる中、9名の皆様に参加していただきました。

今回のNHECは、ニューマン博士の2つの論文を抄読した後、ディスカッションを行いました。

 論文は1997年と2003年に書かれたものですが、理論のルーツに触れることによって

「これまでの疑問が解決した」「腑に落ちた」といった意見だけではなく、

救急やクリティカルの現場での理論の活用可能性、事例を蓄積することの大切さなど

様々な視点で自由にディスカッションが行われました。

後半は、実際にニューマン理論を活用して看護介入を行った事例を検討しました。

参加者の一番の関心は「どのようなタイミングで、どのような言葉を掛けて対話に誘うのか」といった

パートナーシップの始まりと、パートナーシップの終わりについてでした。

以前もこの件については疑問が湧き、ディスカッションをしたことがあります。

しかし、今回は事例を通して検討することによって、より実践に即した効果的なディスカッションになり、時間を忘れてしまうほどでした。

 

終了後には、参加者より「NHECに参加することで、日ごろの看護のモチベーションを保てる」という大変嬉しい声を聞かせていただきました。

皆様も、ニューマン理論を学び、日ごろの看護を振り返りませんか?

まだまだ看護は良くなる、という可能性を一緒に探ってみませんか?

写真のように、とてもラフな学習会ですので、是非一度覗きに来てください。

次回は3月19日(土)に開催します。詳細は、後日HPにてお知らせをいたします。ご参加をお待ちしております!